叢生(乱ぐい歯)
叢生(乱ぐい歯)とは
叢生(乱ぐい歯)とは、歯の生える向きが正しい方向ではなく、重なりあったり、歯ならびがでこぼこになっている状態のことを言います。
叢生(乱ぐい歯)の原因
あごの大きさが小さすぎることが最大の原因で、永久歯が生えるスペースが足りずに、でこぼこになってしまいます。(厚生労働省の調査では)叢生の発症率が年々増加していますが、日本人のあごが年々小さくなっていることが原因の1つとして考えられています。
治療しないとどうなるの?
歯が重なり合っていると見た目が良くないということもありますが、歯みがきが難しく、むし歯や歯周病になりやすくなります。
治療開始の最適な時期
治療時期としては、混合歯列期(〜10歳前後の歯の生え変わりの時期)であれば、まだあごの骨が成長することが考えられますので、非抜歯で治療を行うことも可能な場合があります。
永久歯が全部生えそろった後(大人になってから)での治療ももちろん可能です。
よくある質問
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前歯の横の歯、一本だけ乱ぐい歯なのですが、治療できるのでしょうか?
出来ます。ただし一本だけに装置をつけるのではなく、2〜6本くらいの歯の矯正になることが多いです。その場合、部分矯正ということで、費用も30万円ほどですみ、治療期間も6ヶ月〜1年程度です。
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目立たないマウスピース型矯正歯科治療(インビザライン)でも治療出来るの?
出来る場合と、出来ない場合があります。マウスピース型矯正歯科治療(インビザライン)とワイヤー矯正だと、それぞれ得意分野が違ってきます。一度、カウンセリングにて状態を拝見させていただいてから、最適な治療法を提案致します。