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Posted by staff on 2016.05.18
こんにちはー!!
五月晴れ!とてもいい天気が続いてますね♪
我が家の観葉植物たちもたくさん太陽を浴びて
ぐんぐん成長しています!
さーて、今日は<お歯ぐろ>のお話です!!
「お歯黒」は明治初期まで長い歴史を経て続いていた
女性の習慣であった。
「お歯黒文化」はむし歯予防の見地からも有効であったと
いわれている。
お歯黒の起こりは日本古来からあったという説、
南方民族が持って来たという説、およびインドから大陸、
朝鮮を経て日本に伝わったという説がある。
この三つの説はいずれも定説がないのが現状であるが、たとえ外国から伝来した風習であるとしてもこれを消化、吸収し、さらに日本特有の文化に練り上げ千年以上の永きにわたり日本婦人のむし歯の予防に役立っていたことは驚嘆に値する。
お歯黒をつけることにはいろいろな意義があったが、江戸時代においては既婚婦人のしるしで、まずは白い歯を染めて、「二夫にまみえず」との誓いの意味あいがあるそうです。
お歯黒の歴史は古く、平安時代には貴族階級の間に広がり、男女ともに十七~十八歳で歯を黒く染め成人であることを表していました。
その後、時代とともに染めはじめる年齢が低くなり、室町時代には十三~十四歳に、戦国時代になると武将の娘は早く政略結婚させるために八歳で染めていたといいます。
今川義元の肖像画などをみると、成人男子でもお歯黒をしていたことがわかります。
お歯黒の風習は、明治政府の近代化政策により、チョンマゲや帯刀とともに禁止されたので、しだいになくなって、大正時代にはほぼ全国からお歯黒の風習はなくなりました。
お歯黒の風習がこのように長い間受け継がれてきたことには、理由があったようです。
ちなみに、 前述の秋田県の女性の例だと、100歳近い年齢であったのに、歯の年齢を調べてみたら50歳代の状態だったそうだ。
お歯黒をきちんとつけるには歯垢を取り除かなければならず、お歯黒の成分にも虫歯を防ぐものが含まれていたそうで、虫歯予防にはかなりの効果があったそうだです!!!
続