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動物の歯 パート2

前回に引き続き今回も動物の歯についてです。

今回の初めに紹介する動物は、

ブタです。一時気ペットとしても人気でしたね。

ブタの内臓器官は私たち人間のものと良く似ていますが、歯の数は人間よりも多く、しかも噛む力も強力です。

歯の数は上下左右で12本、そのうしろにキバがあり、硬くて大きいものはこのキバで砕きます。小臼歯は16本、大臼歯は12本、合計44本の歯を持っています。
生まれて間もなく歯が生え始めますが、これは乳歯で、ほぼ2年後には永久歯となって生え揃います。

 

人より、歯の数も多いし2歳で永久歯になるなんて、早い。どおりで良く育つわけだな。

 

 

つづいて、リス。

リスが硬いクルミやドングリの皮を上手にむけるのは、一対のノミ状の門歯を持っているからです。門歯の裏側にはエナメル質がないため、内側が早く減り、その結果としてノミの刃のような形になります。この歯は一生伸び続けるため、常にすりへらして正常な長さにしておかなくてはなりません。放っておくと1年間に約20センチも伸びると推測されます。
リスには犬歯はなく、前臼歯と臼歯がありますが、こちらは伸び続けるようなことはなく、年とともにすり減っていきます。門歯を含めて22本が、リスの歯の合計です。

なお、同じ齧歯(げっし)類のビーバーの歯の数は合計20本。こちらは門歯が4本あって、やはり自然に根元から伸び出してくるようになっています。ポプラ、ハンノキ、ヤナギなどの木を削るのはこの4本の前歯。木を倒したあとは樹皮や葉や小枝を食べ、残った枝や幹で小屋やダムを建設します。

 

ん?

ってか、門歯ってなんぞや?

門歯〔モンシ〕: 人では切歯と呼び、動物では門歯と呼ぶことが多い。人の場合、前歯を構成する歯である。(ウィキより)

ほうほう。なるほど。

 

人の歯にももちろん興味はありますが、こうやって動物の歯の事を調べるのも結構楽しいもんですね。

 

では。

 

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