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Posted by staff on 2015.11.06
補綴物にも寿命があるので治療しても安心してはいけない。
歯医者さんで治療してセットした補綴物(詰め物・被せ物)は一度セットすれば安心して何十年も使い続けられると思ってませんか?
残念ですがどんなに歯科技工士が丁寧に製作した優れた補綴物にも寿命があります。
一般的に補綴物の寿命というのは5年から長くて10年ほどだと言われています。患者様の日頃のメンテナンスによって大きく左右されますが多くの場合10年保ちません。実際に5年以上脱落しなければ(二次う蝕を除く)補綴物を作る事が出来れば、歯科技工士としては一人前だと言われるそうです。
保険の治療だったり保険外の治療、保険外でも材料によっても差は出てきますが、平均的には数十年使い続けれるというのは稀です。
「いや、私のこの補綴物は10年以上経っても問題ないよ」という方、絶対とは言えませんが歯医者で検診を受けると二次齲蝕が発見されるかもしれません。
一度治療すると、適切なブラッシングや定期健診を受けていないと二次う蝕になってしまう可能性は高くなってしまいます。しっかりと歯医者さんで定期健診すれば使用年数は伸びます。20年30年使用することも夢ではありません。しっかりとメンテナンスすることをおすすめします。
二次う蝕とは…
治療ずみの歯が、また虫歯になること。
詰め物やかぶせ物のある歯の下や周囲にふたたびむし歯ができることを「二次う蝕」といいます。