矯正治療の豆知識
矯正治療の豆知識
Posted by staff on 2015.08.07
むし歯になりにくいお菓子の記事をご紹介しましたが
むし歯になる原因をお話します
●歯が溶ける原因と再生の流れ
食事をするとお口の中はむし歯になりやすい環境の酸性になります。しかし、唾液が働くことによって
酸性から元の状態に戻してくれます。歯を再生する事を「再石灰化」と言います。
◆食事とむし歯の関係性
食事でお口の中が酸性になる
↓
歯の表面が溶けだす
↓
唾液が出て酸性から中性に戻る
↓
再石灰化して復活する
◆唾液の量を増やす
・水分をこまめに取る(ジュースはNG)
・食事をする時に噛む回数を増やす
●注意するべき、むし歯になる原因
◆間食が多い
ご飯を食べると歯が溶けやすい酸性(赤い色)にかわり、唾液でアルカリ性に変化するということです。間食が多いと溶ける回数が必然的に多くなるので溶けてしまいます。
◆甘い物の食べ過ぎ
ケーキや飴などの糖分はむし歯菌の大好物です。虫歯菌は糖分を酸にかえて歯を溶かしていくので、食べ過ぎは虫歯を引き起こします。含まれている糖分の量で、歯の溶ける時間が大きく変化します。PHの値が低いと虫歯になりやすい環境です。※PH(ペーハー)とは、酸性やアルカリ性の度合いを表す値の事を言います
◆ストレス
緊張やストレスが長く続いてしまうと、歯を守るのに大切な唾液量が減少します。唾液には再石灰化や抗菌作用がありますので、減少してしまうとむし歯になってしまうのです。適度に運動する事や十分に睡眠を取る事はストレス発散に効果的です。また、カルシウムが多く含まれているチーズや小魚は神経を鎮める効果があるので効果があります。
●むし歯になりにくくする
◆歯に良い食事をする
◆唾液量を増やす
◆鼻で呼吸する 口呼吸をしている方は、口内が乾燥しやすいので歯に汚れが付着しやすいです。
また、唾液は再石灰化の効果があり歯を再生させるのですが、口呼吸していると前歯が乾燥して
むし歯になりやすいです。
その他に、歯科医院へ行き、フッ素でむし歯になりにくくする、しっかりブラッシングをする等
日頃からむし歯になりにくい生活をする意識を持つことが大事ですね♪