矯正治療の豆知識
矯正治療の豆知識一覧
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Posted by staff on 2015.11.17
今回は、診療室にある観葉植物についてのお話です!
2015年ザミアが引退後、現在診療室には新しい観葉植物とサボテンが飾ってあります。
育てるのが難しい観葉植物もありますが、スタッフの愛情こもった水やりのおかげ?か
どちらも元気に育っております!
待合室には隔週でお花を活けに来てもらっています。
雰囲気が変わり、新しいお花の名前を知ることができるので
毎回スタッフも楽しみにしています。
ちなみに今回はバラ(黄色・ミニカーネーション・ユーカリでした!!!!
観葉植物はある程度まで成長すると変化がないですが、緑があるだけで
気持ちがいいですね!
観葉植物にメリットがあるみたいです!!!!!!!
◎人間には本能的にグリーンや花・花の香が存在する事で、気分をリラックスさせることができ、また、このときは脳内でアルファ波が測定されることが科学的にも証明。
◎観葉植物は大なり小なり、微量の有機ガスを吸収して無害化する。
◎植物は根から吸収した水分を葉面より蒸散させ、この蒸散作用により乾いた空気に湿度を与える能力があります。
なかなか目をやる機会がないかもしれませんが、ひっそり医院を癒してくれている
観葉植物・サボテンを探してみてください♪
これからもっと増やしていきたいな~と思ってます!!
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Posted by 川端庄一郎 on 2015.11.11
私が言うのもなんですが、世間一般的に『歯科』と聞くと、まずあの”キュイーン”という切削器械の音が嫌で敬遠されがちです。もう一つ、歯科の仕事の中で患者さん泣かせなのが”歯型”、あのネト~と粘土のような美味しくない物体が固まるまで口を開いたたまでガマン、のあの歯型ですね。嘔吐反射と言って、上あごの天井部分の粘膜(口蓋=こうがい)やのどの入口あたりの感覚が敏感な方は、思い出しただけでももう気持ち悪くなってしまいます。スプーンや歯ブラシが口に中に入るのが苦手な方は、歯型を採るのもできれば避けたい歯科での診療項目のひとつでしょう。(私個人は、茶碗蒸しに入っているゆり根の味・感覚の方が気持ち悪いのですが、、)
さて、目的の違いによりいくつか材料の種類があるこの歯型、正式には印象材(=いんしょうざい)と呼びます。長年、わずかながら性能(寸法の変形が小さいと詰め物や入れ歯の精度が上がりますし、より早く固まれば患者さんの不快を減らすことができる)の向上が計られてきましたが、このほど大手歯科製造会社はこの開発を取りやめました。なぜなら、高性能3Dスキャナーでお口の中の形を3次元的に記録できる技術ができたからです。あの”ネトーの印象材”を使わなくても良くなる時代がもう目の前に!
口の中は歯や骨などの硬い組織と、粘膜や唇などの柔らかい組織と、歯ぐきのようなその中間ぐらいの組織が組み合わさっています。この硬さの違いがスキャナーではまだ表現できず、これからさらなる開発が待たれます。また、日本では厚労省の認可がまだ下りずほとんど出回っていないため、個人で購入するには余りに高価です。近い将来、口腔内スキャナーと3Dプリンタが歯科での診療技術を根底から覆すことになるでしょう。もう少々お待ちくださいね。
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Posted by staff on 2015.10.28
今回は歯列矯正を少し離れて、むし歯のはなし。
文部科学省の2014年度学校保健統計調査では、12歳(小学校6年生)の児童が持つ永久歯のむし歯本数(正しくはむし歯に罹患している歯と、過去にむし歯治療をした歯の合計本数=DMF指数)は、一人あたり平均1.00本となり、調査開始以来最低値となりました。(別表参照)グラフ上記録のある最も古いデータでは昭和56年で、一人あたり4.75本となっており、これまで一貫して減少、先日、兵庫県歯科医師会での会合時に聞いた今年(2015年)速報値では、”ついに1.00を下回った”と伺いました。
昭和56年というと私は11歳で、ちょうどその頃のデータということになり、自身がむし歯治療のために近所の先生に治して頂いていたことを思い出すと、現代の子どもさんとは隔世の感が湧きます。
しかし、『現代の子どもは平均1本しかむし歯ないらしいよ』というと、正しくない認識となる可能性があります。と言いますのは、12歳というと、おおよそ乳歯から永久歯に生え変わりが完了する年齢で、それまでに抜けた乳歯のむし歯本数は数えようがないからです。つまり、12歳より低年齢の子どもは乳歯のむし歯数を、12歳を過ぎた子どもはそれ以降受けることになるむし歯数を、それぞれ加算すると1本より多くなってしまいます。
低年齢の子どもさんはもちろん、これから大人になっていく生徒さんも今の生活習慣を見つめ直し、かかりつけ歯科医院できちんと定期検診してもらい、歯の発育に合わせた歯みがき方法を教えてもらうようにしたいものです。コンビニでの買い食い癖、スマホを触りながらのだらだら食いは絶対にやめましょう。
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Posted by staff on 2015.10.28
今回は歯科矯正の歴史について
なんと、歯科矯正は紀元前1000年ほど前のギリシャやエトルリアからの出土物から装置が出土されています。
古代ギリシャの人たちが、歯を矯正するため装置を作り歯並びを直そうと試みていたようです。
現代のような矯正が始まったのは18世紀頃で、フランスにて矯正器具と似たようなものが作られたそうです。
19世紀には、アメリカで発展があり、近代の歯科矯正学の父ともいわれるEdward・H・Angeiにより天然歯の咬合の概念が広まったといわれています。矯正装置には、いろいろな種類があります。金属のもの、透明なもの、歯の裏側に装着するもの等です。1960~80年までは、全て金属色の装置でした。80年代に入りますと、プラスチック製、セラミック製のブラケット(歯に接着するワイヤーの入るレール)が開発されました。
【セラミックブラッケット・白いワイヤー】
プラスチック製のものは、時間が経つと変色して汚らしくなる、軟化して歯に適切に矯正力が加わらないなどの欠点がありました。一方セラミック製のものは、変色がなく、軟化もしませんが、対合している歯とセラミックブラケットが接触すると、歯が削れてしまう、という決定的な欠点を合わせもっておりました。
ずれにしても、透明なブラケット類は他の人からみて、矯正をしているのは判りますので、見えない矯正というより、見えにくい矯正といったところでしょう。同時期の1980年さらに審美性をアップさせようということから、外見上全く見えない、フルリンガル装置、つまり歯の裏側からの矯正装置が開発されることとなりました。
【リンガルブラッケット 裏側装置】
1980年から、アメリカのOrmco 社、日本の、神奈川歯科大学等で、装置の開発が行なわれ、徐々に普及することとなりました。(オームコのグラフ)
そして更に、1997年、アメリカのアライン社により究極の審美性と快適性を考えたワイヤーを使用しない矯正装置、インビザラインの開発へと見えない審美矯正歯科は進化することとなります。
【インビザライン】
ちなみにこれが昔の装置です。
何千年も昔の人が歯並びを気にされていたことにびっくりしました。
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Posted by staff on 2015.10.24
矯正治療の悩みのひとつ、調整後のお痛みにより
硬いものが食べれない、いつも通りに食べれないという声を聞きます。
給食等でメニューを変えれないこともあるかと思いますが
おうちでのお食事の参考にどうぞ♪
・豆腐 湯豆腐、冷奴、豆腐ステーキ、豆腐ハンバーグ
具を乗せてレパートリーを増やすのもいいですね!
・玉子豆腐
・温泉卵
・煮物 根菜は柔らかく煮えるので、食べやすいみたいです☆
里芋、じゃがいも、大根、人参、カボチャ、黒豆等
・シーチキン そのままマヨネーズであえてもGOOD!
・水餃子
・煮魚 あまり小骨がないものがいいですね!
・ところてん つるつるとあまり噛まずに食べれます!
・麩 お味噌汁に入れてもいいですね!
・マッシュポテト シリコンスチーマーを使えばすぐに蒸せます!便利です
・人参のグラッセ
・ミネストローネ 野菜たっぷり!
・バナナジュース等 野菜や果物をミキサーにかけてさっと簡単に作ることが
できますので、忙しい朝にオススメです♪使う野菜や果物によって味を
変えることができますので、飽きにくいです。
・お刺身 マグロやサーモン、ハマチ、ブリといった比較的スジの少なく
食べやすいものであれば、噛みやすく腹もちもGOOD!
でもなんだかんだ言っても、早くきれいになり装置を気にせず食べたいですね!